お客様の課題
お客様より、”特定電気用品(PSEマーク取得)に該当する製品を共同で製作したい”、とのご要望を受けました。
(※PSE・・・電気用品の安全について定められている「電気用品安全法」のことをいいます。)
お客様はソフトウェア専門で事業を営んでおりますが、ソフトを組み込んだ産業機器の製作まで入り込むことで事業を拡大したいとのご意向がございました。
ソフトウェアに特化された企業様ですので工場はお持ちではなく、産業機器の組立等も専門ではありません。
そこで当社であれば板金設計から完成品まで一貫して行えること、PSEマーク取得支援も可能なことからお客様の課題を解決したいとの想いで取り組むことにしました。
解決までの道のり
まずはお客様が製作されたい製品のヒアリングから入ります。
ちなみにPSEマークについては2種類あり、マークの形状から「ひし形のPSEマーク」と「丸型のPSEマーク」があります。
これは構造、使用状況や危険度などから分類されています。
※どのようなご依頼であっても必ず特定電気用品の取得のための流れを確認し、お客様へのご説明と打ち合わせを重ねます。
PSEマークを取得するには必ず経済産業省へ事業登録が必要となります。
その後、検査対象製品を製作し自主検査を行います。
検査機関へ「資料」と「検査対象製品」を持ち込み、適合基準まで製品を仕上げるというのが一連の流れとなります。
適合検査を行うにあたり、それぞれの製品によってクリアすべき基準があります。
そのため、基準文書と照らし合わせながら適合基準に達するまで製品を仕上げるということが必要となってきます。
ここまで行って初めて無事「適合」というお墨付きを頂くこととなります。
悩んでおられたお客様にもホッとご安心頂き、達成感とともに大変喜んで頂けました。
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