人生は腹が据わったもん勝ち

日幸電機工業社長ブログ 仕事と人生

今日からブログを発信していこうと思います。

自分がどんな考えをしている人間なのか?ということをこのページを訪れた方に知って頂けたらと思い書いていきます。ひょっとしたら偏った考えもあるかもしれませんし、共感できないこともあるかもしれません。でも一人の経営者として、一人の人間の考えとして受け止めて頂ければとの想いがあります。

「人生は腹が据わったもん勝ち」。勝つと書いたものの決心といったほうがいいかもしれません。

唐突ですが、私は毎日“今日死ぬかもしれない”と思って生きています。突然それが訪れたとしても従業員の皆さんや家族が困らないように、しかるべき準備は概ね整えてありますし、たとえ今日死ななくても必ず生あるものは死に向かうわけです。そして誰だって生まれてから今の今まで迷いや悩みが尽きない人生ではないでしょうか。そんな中で仕事をしていくというのは人生の大半の時間を費やすこと。仕事や人生にこのままでいいのかなって思いながらの人は世の中多いと思うんです。特に若い人ほどこの傾向はあるのかもしれません。かつての自分もそうであったように。

今の自分はどうだろうか?と自身に問うてみると、経営者になって間もなく丸4年になろうとしている今、人生に腹が据わっていると断言できます。もちろん家庭や経営者としての仕事の悩みはありますが、我が人生(生き方ともいうべきか)においての迷いや悩みはなく、会社を成長させるという「使命」が、心の奥底や細胞にまで確信的に突き刺さってきた、そんな表現ができると言えます。

シンクタンク「ソフィアバンク」代表の田坂氏は動画で次のように仰っています。

「使命とは“命を使う”と書く。人生には3つの真実がある。人は必ず死ぬ。その死はいつ訪れるかわからない。人生は一度しかない。」

そしてこう続きます。

「あなたの命、何に使いますか?」

「使命」なんて誰かに仰せつかるものではないと思いますし、そんな大それたものを感じる人はまれかもしれません。しかしこれを言い換えるのであれば、単純に「どんな人生を歩むのか?」ということではないでしょうか。

どんな人生にしたいのか、どんな生き方をしたいのか、何を想い、何を感じ、何を大事にしながら日々を過ごすのか。とても難しいと思いますし結論なんて出ないかもしれません。たとえ出たとしてもその結論でさえ自分の心を騙すための虚構かもしれないなんて考えると虚しさが募るかもしれません。

ただ、結論がでなかったとしても「私はこう生きたいのかも!」とか「こうありたいかも!」とか「こんな人間になりたいかも!」と「思える何か」は必要だと思うんですよね。自分の人生はどうあるべきなのか。これが真に定まった人は実に勇ましいと個人的には思います。仕事にも人生にも。

単純かもしれませんが、私は「幸せに生きたい」ということが一つの解になると思います。自分の「幸せ」が何なのか?が分かっていれば、これも一つの生き方になります。もしくは明るく楽しく成長を感じながら毎日を過ごせればいい!という生き方も素晴らしいことだと思います。

大切なのは、自分自身の生き方の軸というかポリシーみたいなものを「自分自身に誇れる」こと。その方がきっと輝いた人生になるのではないでしょうか。

西田 幸治
西田 幸治

創業50年、お客様の声を形にすることを大切にしてきた当社は、産業機器の組立から設計・開発まで、一貫したモノづくりを提供しています。

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